スタートアップとベンチャーの違いはなんですか。

スタートアップは、社会に新たな価値を創出することを目的としていて、あるアイデアが当たれば、急成長が可能です。最初の可能性を追求し、政府系民間系問わず、ベンチャーキャピタルから融資をもらい、あるビジネスを具現化実現化していく形です。ある程度までいけば、ベンチャーキャピタルやその技術が欲しい企業（ベンチャー企業も含む）が買収してくれるかもしれません。そうすれば、創業者利益を得られますので、それを元手に、違うビジネスを展開したり、隠居したりすることができます。

ベンチャーは、ベンチャーキャピタル、ベンチャービジネス、ベンチャー企業のような言葉があります。ベンチャーキャピタルは、投資会社ですね。ハイリスク・ハイリターンですが、スタートアップからもうけを生み出していくために必要なものです。ベンチャービジネスやベンチャー企業は、新規事業を”開拓”するために起業された企業であり、ブルーオーシャンな分野で、高い専門性とひらめきやことづくりなどのクリエイティブな力を用いて、新事業を起こす、知識集約型の小規模の会社のことを言ったりします。ベンチャーは、スタートアップとは違い、会社を発展させていく、というミッションもありそうですね。もちろん、スタートアップ同様、買収され、創業者利益を得るということも、当然あります。