哲学・心理学・睡眠

執着しないこと、手放すこと、応援と感謝すること、が、よく言われています。仏教やアドラー心理学でも、そのような考えに基づいていると聞いたことがあるのですが、どういうことでしょうか。

仏教でもアドラー心理学でも風水でも占いでも、手放すこと、応援と感謝すること、の大切さを説かれていることが多いですね。

仏教でいう、「あきらめる」とは、「つまびらかにする。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる。」という意味だそうですね。普段使っている日本語とは、本当の意味は違うようですね。

つまり、状況を整理し、はっきりさせる。そして、人間関係でも、仕事の内容でも、なんでもいいのですが、はっきりさせたところで、自分の考えと他人の考えは違うのは当たりまえ、その前提でお互いをリスペクト(応援と感謝)し合い、第3者的に見て、これは、仕方がない、仕様がない、やむを得ない、ということで、あきらめられるのかな、と思います。

執着をせず、手放す、そうすると、また新しい何かが入ってきます。引き寄せの法則ですね。

人間、ものの執着があると、すごく熱中しますよね。収集家になったり、壊れたらいやだとかで、2枚や3枚かったり、推しのために、数百枚かったりとか。でも、冷めてきたり執着しなくなると、なんで散財したんだろう、ってなることもあります。いや、その時、満足で、ストレスフリーだったから、いいのでは、という考えもあるでしょう。一方、自分が執着していること、本当は欲しくないのに、ここまで集めたんだから、続けなきゃ、という、サンクコストやコンコルド効果に陥ってしまうと、集めることが目的となってしまいます。

つまり、よく言う、目的と手段が逆になるということですね。

話を戻すと、冷静になり、応援と感謝をしていくと、また議論し合えるかもしれませんし、仕事に新しい観点が生まれ、新しいことが生み出されるかもしれません。

集中して、執着して、やり遂げる、ということが、昭和の根性論とか美学ではないですよね。また、他者承認してもらいたいから、自分を認めてくれる人が欲しいから、という動機だと、ふと我に返った時に、残念の人になってしまっているし、あとあと後悔するかもしれません。

というこことで、本質的に、今の状態はどうなのか、を「あきらか」にし、「あきらめる」ことが大切なのでしょうね。

 

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