岡崎城は、徳川家康の生誕の城ですね。「桶狭間の戦い」で、織田信長に今川義元が討ち取られ、その後、紆余曲折の上、家康(松平元康)が自立し、松平家の復興を図ろうとし、織田信長との間が緊張します。しかし、最終的に、織田側につき、独立した城です。信長も、東側が家康との同盟があることから、楽になったことでしょう。
現在は、岡崎公園となり、復興された天守、家康の銅像があります。桜の名所でもあり、藤棚、つつじもあります。
八丁味噌が有名ですね。
あと、北の方、東岡崎駅から名鉄バス 4番線「3 大門駅(康生町・上里口経由)」で、大樹寺の近くまでいくことができます。バスは、15分ぐらい乗車し、大樹寺下車、徒歩6分ぐらいです。大樹寺は、徳川家康が「厭離穢土 欣求浄土」を旗印に使っていました。意味は、 穢れたこの世を厭い離れたいと願い、心から欣んで平和な極楽浄土をこい願う、極楽浄土に生まれ変わることを心から願い求める、信ずる者への救いの道、篤く信ずれば、来世では幸せの世界が待っている、などといった、浄土宗から来ている言葉のようです。
桶狭間の戦いで負け、家康が岡崎へ敗走した際、大樹寺の周りを敵に取り囲まれました。四面楚歌、これまで、と考え、自害を試みましたが、住職から「厭離穢土欣求浄土、汚れた世を正し太平の世を目指す」、「戦国乱世の穢(けが)れたこの世を住みよい浄土にするのがおまえの役目」との説法を受け、諭され、切腹を思いとどまった、とのことです。その後の家康の再起の場として、歴史的にも大きな役割を果たしたお寺です。
人生に迷ったとき、くじけそうになった時、理念や大義名分がふらふらしているときに、ぜひ、ここに行き、自分の生きるテーマ、生きる目的、役割を、考えたいですね。
詳細な歴史は、こちらに詳しく書かれれています。どのように家康が逃げ切ったのかが書かれていますので、ぜひ、ご覧ください。
https://pokelocal.jp/article.php?article=979
岡崎城天守の場所は、愛知県岡崎市康生町561−1、岡崎公園内です。
最寄り駅は、名古屋からだと、名鉄名古屋本線の NH14 岡崎公園前駅ですね。徒歩15~20分ぐらいのようです。
新幹線の豊橋からでも、名鉄名古屋本線で行けます。
愛知環状鉄道の中岡崎駅と岡崎公園前駅は、同じ場所にあります。JR岡崎駅から、愛環(あいかん)に乗るのもありです。
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