数学ができるできないは、計算ができるできない、ということではありません。
考え方や、数学的な現象の理解をせず、パターンだけを丸暗記しているのでは、たとえ入試を突破したとしても、その後が大変です。
逆に、考え方や、数学的な現象の理解をせず、パターンだけを丸暗記せず、自分で腹落ちするまで、納得するまで、ちゃんと理解していけば、試験や入試で苦戦したとしても、その後、大学や研究室、社会に出たときに、壁の方が崩れ落ちる間隔になり、いつのまにか、使いこなせるようになっています。
物理や化学や生物や地学を使って、自然現象を理解したり、新しいことを発見したり、応用したりするときに、数学的な現象の理解の仕方、論理的な考え方、科学的な考え方は、非常に役に立ちます。
数学ができないから、理系をあきらめるのは、もったいないです。その考え方が好きなら、その考え方をとことん突き詰めることができるなら、つまり、探究が好きでたまらない人は、ぜひ、大学は理工系の学部を選ぶとよいと思います。
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