日本の大学において、理工系学生がOECD平均より低いという結果が出ており、理工系大学への進学者増大と、特定成長分野の人材育成のため、大学や社会全体の変革が必要と考えられています。
そこで、文部科学省は、「デジタル」「グリーン」を「特定成長分野」に位置づけ、これらの分野をけん引する人材の育成を支援することになり、力を入れています。
具体的には、理学・工学・農学の分野や、これらとの融合分野が対象となり、「デジタル」「グリーン」をキーワードとしたものとなります。
これからの社会やリスキリング、サイバーフィジカルDX、Society5.0、ウェルビーイングの世界を考えていく上で、ぜひ、このようなキーワードを念頭に置いて、進路を考えていくとよいと思います。
1つの分野に特化するのではなく、幅広い教養と深い専門性が重要で、特定成長分野との掛け算をし、新しいイノベーションを起こしていく人材を育てていく、ということが重要な観点だと思います。
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