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演繹法、帰納法、アブダクションとは何ですか?

演繹法とは、観察された事実を、すでに正当性がある程度保証されている仮説や理論に当てはめ、結果を推論する方法です。たとえば,「アンモナイトは中生代の化石である」という理論があるとします。ある特定の地域の地層を観察した結果、その地層は中生代の地層からなるとわかった場合、「この地層からはアンモナイトの化石が見つかるだろう」という推論を導き出すことができます。

帰納法とは,今までに観察された事例に共通した事実を見出し,そこから一般的な法則を推論する方法です。たとえば,観察を通じて「イネの成長には水が必要だ」「シロツメクサの成長には水が必要だ」「大根の成長には水が必要だ」「キャベツの成長には水が必要だ」という 4 つの事例が明らかになったとします。これらに共通するのは「調べた植物の成長には水が必要だ」という事実です。そこから「植物の成長には水が必要だ」という推論が導かれます。

アブダクションとは,直接観察された事例から見出された事実をもとに新しいことを推論し,その説明を試みようとする方法です。たとえば,直接観察を行った結果、「鳥には羽毛がある」「恐竜には羽毛がある」という 2 つの事実を確認できたとします。これらの事実から、「鳥と恐竜の祖先は同じだ」という推論を導き出すことができます。

出典:野村純ほか,理数探究基礎. 数研出版, 2020, p.27.を基に作成

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